永留 秀也

利用者様ひとりひとりが地域や人と繋がり、社会コミュニティに参加できるよう機会の提供を行っております。

具体的には、利用者様へ自立に向けての助言や、心身を安定させ生活の質を落とさないよう相談援助を行います。心がけていることは他機関との連携や自施設職員全体でのチーム支援です。

利用者様の悩みは一人の問題ではなく、職員全体や地域の支援課題と考えます。求められ必要とされるようなサービスを提供するため、人材の教育や環境の整備を常に創造していきます。

べたですが「ありがとう」はやっぱり嬉しいです。

さらにはお世辞でも「相談してよかった」「○○さんがいるから明日も施設に来る」という言葉は本当に励みになります。

そしてこれらは利用者様の、自分より年上であり人生の先輩からいただく事が多いです。これには年齢や立場を気にした言葉ではなく、人として想ってくれていると感じます。信頼関係を作るとそういった方たちが増えていくので、新しい出会いも楽しくなることが増えました。

この景色を見せてあげる事を一つ個人目標としており、特に新しい職員さんには話すことが多々あります。

わたしは２０歳で入社し福祉未経験でした。

今では施設長で責任者の役目をさせていただいており、利用者様はもちろん、職員さんに関してもほとんどが年上の部下という形になります。

学歴もなく人と話すことが得意ではない自分が活躍できているのはこの会社ならではの魅力であり、上司の方や部下の熱心さ、柔軟性にいつも助けられていると感じます。

対人業務の為、どの施設も日々報連相の機会を設けており風通しが良いです。一人の判断で支援を進めるのではなくチームで支援を行う為、必然的に職員の間でコミュニケーションが活発になります。

そこには年齢や社歴は関係ないです。

また定期的に施設の管理者からも面談を設けることを可能としているので、状況に合わせて幅広く想いを伝える機会があります。利用者様の成功体験は職員全体の達成となります。

課題の整理から目標達成に至るまでがチームアップで活気があります。

福祉に正解はないと思っています。

福祉とは、「幸せ」や「豊かさ」を意味しすべての市民に提供する理念とされていますが、この理念には一人ひとり価値観の違いがあります。

例えば、自宅が散らかっており掃除が苦手な利用者様に対し、必ずしも家事援助を進めることがその人にとって正解ではないこともありました。こだわりがあり他者に物の配置を触られる事でパニックに陥ってしまう利用者様もいらっしゃいます。

当時は清潔保持の為どうしてあげたら良いか悩みましたが、他機関との連携や施設職員と情報交換を行い本人の個性をより知ることで、今は自身で掃除が出来るようになり身だしなみも改善傾向になりました。

福祉サービスでは、地域の方々との繋がりが重要です。

サービスを通じて社会や人と接する楽しさや自身をつけてもらうことができます。専門知識や技術はもちろん、業界未経験者も歓迎です。

利用者さんと笑顔で会話できる方、自身のスキルアップを目指したい方など、対人援助により熱意のある方は幅広く募集しております。